櫻坂ファンになる ー1ー 無料コンテンツを楽しむ
アイドルが好きですというと、なんとも言えない視線で見られることがある。
そんな他人の目なんか気にならなくならないとファンとしてアイドルを楽しめない。
でもそれは一昔前の話のように感じる。昔よりもアイドルファンの人権があるようにも思う。
まぁそう思うってことは自分が少なからずそういう見方をしているようにも感じますが…
けれど気がつけば櫻坂46を欅坂46時台から応援できていることが嬉しくも思っている。
そうした私が櫻坂46を応援することをいくつか語ってみよう。
とはいえ、いきなりお金をかけてアイドルを追いかけるにはハードルが高い。今回は初心者でもとっかかりやすいものを紹介しよう。
1.櫻坂46公式サイト
どんなアイドルも今の時代公式サイトは存在します。櫻坂46ももちろんあります。
コンテンツとしては各メンバーの情報とブログ。
メンバーの出演などの情報。
ライブやCD販売などの特設ページが挙げられます。
ファンクラブ限定のコンテンツもありますが、まずは色々ページを漁るのがいいでしょう。
ブログなどは不定期更新で他のアイドルと比べると少し控えめな部分も多いかと思います。またライブ前やCD販売前は更新頻度が落ちる傾向があり、ファンとしてはそこが新しい活動のバロメーターとして裏読みするケースもあります。
2.公式YouTubeチャンネル
こちらは主にMV(ミュージックビデオ)を無料で視聴することができます。元々欅坂46の公式チャンネルを引き継ぐ形で運営しているので、欅坂時代のMVや特典映像(CDに付いてくるDVDに含まれるオリジナルコンテンツ)の予告篇も残ったままになっています。
ちなみに櫻坂として現在(2021年6月現在)MVは6本。全てフルサイズで視聴することが可能です。
3.GyaO/5G LAB
2021年4月から冠番組である「そこ曲がったら櫻坂?」(通称:そこさく)の見逃し配信がスタートしました。毎週日曜日深夜放送番組ですが、月曜日の15時半に最新回が更新されており、加えてアーカイブも残っているので何度でも楽しめるのが魅力です。
またこの番組に連動する形でオリジナルコンテンツを出しているのが5G LAB(ファイブジーラボ)。
VRやマルチアングルで番組のアフタートーク、ミニゲーム大会を配信しています。アプリをダウンロードするだけで無料で見ることができるので、この機会に一度覗いてみてはいかがでしょうか?
この他にもラジオのレギュラーや雑誌の専属モデルなど、メンバーの活動を見るところはいくつもあります。
櫻坂46の不遇
ネガティブキャンペーンをしたいわけではないのだけれど、今の現状をどう捉えるかと考えたとき、こう切り出すことが一番だと思う。
櫻坂46は不遇である。
アイドルにおいて、世間の待遇は1つの運的要素が多いと私は思っている。
世相と曲のマッチング、タイアップ企業の成長度など、アイドルたちの力だけではどうすることが出来ない部分がある。
そうした中で櫻坂46は恵まれたグループと言えるのか?
もちろん欅坂46時代は恵まれてように感じる。
乃木坂46がアイドルとして徐々に認知があがっている中でのデビュー。それまでのアイドルと異なるコンセプトが時代とマッチングしていた。スムーズな成長。
まさに順風満帆と言えるアイドルだった。
ところが2018年頃からメンバーのスキャンダル(事実の真偽は別として)・卒業。アイドルとしての資質を疑う誹謗中傷などにより暗雲が立ち込め始めた。
決定的だったのが絶対的センターであり、グループの看板とも言える平手友梨奈の脱退だった。
彼女の表現力や活動における姿勢は観るもの全てを虜にしていた。だからこそ彼女の脱退は多くのファンがヲタ卒(ファンであることを辞めること)したように感じる。
中心的メンバーが次々と卒業していく中でマイナスなイメージが定着してきた欅坂46は新メンバーである2期生を中心に新たなイメージを構築していこうとしていた。
そんな中で発生した世界的な新型コロナウィルスの流行。
結果的にグループ改名という道を選び、櫻坂46が誕生した。
改名発表時、キャプテン・菅井友香は
「相当な、いばらの道が待っていると思います。」
と発言していました。
2020年12月デビューから役半年、ゼロスタートのアイドルとしては順調なスタートをきっているように感じる櫻坂46ではありますが、その実、他の坂道グループとは大きくで遅れている感が否めない。
今がまさに下積み時代であるようにも思える。
ただ他のグループと違うのがある種絶頂である欅坂を知っている人からするとどうしても比較してしまう部分が多く、求められるハードルが高い状態での下積みは本当に難しいとも感じる。
ないものねだりが負の連鎖を生まないためにも、自分たちの色を探す状態が続いている中でのグループ活動が続いている櫻坂46ではあるが、先に見えないコロナ禍は現代のアイドルビジネスに暗い影を落としている。この波をも超えないといけない櫻坂46の活動は悩みの連続であろうと容易に考えられる。
日向坂46のひらがなけやき時代の不遇から改名を経て、今の隆盛を考えると、この不遇もバネになるとは思われるが、同じようなプロモート路線ではファンは納得しないだろう。
ある種八方塞がりのようにも感じる櫻坂46の行く末。まさに「不遇」という言葉に行き着くように思う。
この流れを乗り越える日がいつなのか?
それがわかれば誰も苦労はしない。
そこでファンとして何ができるのか。私はこう答えを出している。
「自分の話題の中心に櫻坂46を置く」
もちろんアイドルファンというものは何かと社会的地位が低く見られがちであり、一般生活で話題にしにくい部分もある。しかし自分の中だけでも話題の中心に櫻坂を置いてみるのもいいのではないか。
色んな人からの意見や発言がアイドルグループの人気度バロメーターになっていることからしても話題にする必要はあるように感じる。
SNSというツールはもちろんだが、口コミに勝るプロモートはないと私の実体験でも感じている。まずは家族や親友と櫻坂の話をすることから始めるべきだ。
もちろんファンだけではなく、メンバーもグループに関わる人全て話題提供に注力する。それが今の櫻坂46に求められる活動だと思う。
真偽の分からない話に翻弄されて改名した櫻坂だからこそ、話題の大事さはわかっている。その話題を味方につける努力を皆で作り上げてこそのファン活動と言えるのではないだろうか。
ーサクラノー
羨やんだっていいじゃない
早速本文をと思い何から書こうか悩んだ末にこんな記事タイトルになってしまった。
「櫻坂46」を語る上で必ず対になって出てくる話題が「坂道グループ」の存在である。
そもそも坂道グループとは、「乃木坂46」「日向坂46」「櫻坂46」というソニーが運営しているアイドルグループを総称する言葉である。
2011年、AKB48のライバルグループとして誕生し、今や日本のトップに君臨する「乃木坂46」。
欅坂46誕生とともに生まれ、決して恵まれた環境ではない中、腐らずに下積みを3年間続け、2019年「けやき坂46」が改名する形で生まれた今最も勢いのあるアイドルグループ「日向坂46」。
そして、デビュー曲「サイレントマジョリティー」により洗練なデビューを果たし、
それまでのアイドルのイメージを変えながらも、そのイメージ像と現実との間で苦しみ、2020年「欅坂46」としての幕を引き、新たなリスタートをきった「櫻坂46」。
三者三様の成長を果たした3グループ。今やアイドル界の中心的存在になっている。
その分、多くの他アイドルファンにとって羨む存在であったり、妬ましい存在に感じる部分も多くなるように感じる。
そうした中でこの坂道グループ同士のファンの中にも他グループ、例えば乃木坂ファンが日向坂のバラエティー露出度の高さを妬んだり、あるいは日向坂ファンが櫻坂のパフォーマンスを羨んだりすることも出てきています。
アイドルが多種多様になったからこそ起きるいわゆる「ないものねだり」そんな感情を生むのかもしれません。
かくいう私も正直、櫻坂ファンとして他の2グループがのびのびとバラエティーで活躍しているのを観ると、
「いいなぁ」「櫻坂ももっとバラエティー出ないかなぁ」
と感じてしまうことがあります。
そういう感情を持つことに少しだけ後ろめたさを感じることもありました。
果たしてこの感情は持っていいのだろうかと…
結論として私が出したものは
「羨ましがっていいんじゃない?」
ということでした。
自分が好きなグループが活躍する姿を見たいと思うのは当然の心理だと思うからです。
テレビにおけるアイドル枠はある程度決まっています。
かつて、けやき坂46時代の現・日向坂46メンバーは欅坂46の活躍を少なからず羨望の眼差しで見ていたことでしょう。
つまり、そういう感情で他グループを見ることはファンでもメンバーでも当たり前だということです。
しかし、ここで気をつけないといけないことは、それをどう表現するのがいいのかということ。ここがとても難しく悩ましい部分です。
他グループの活躍を称賛しつつ自分の推しグループを応援したい。その感情のどこかで他グループがでなければ推しの活躍チャンスがあるのではと考えてしまう。
そんな二律背反の感情で揺れ動くファン心理がそこには芽生える。
結果として自分の推しグループ以外の粗ばかり探すようになる。いわゆるアンチが生まれるわけです。
また、自分の推しグループがいい状態のとき、他グループを引き合いに出してマウントをとる。
これもまたグループ間で歪みを生んでしまう。
アイドルとは常に人気が左右する仕事かもしれない。
その人気を上げるために、他のグループを蔑んだり、バカにしたりだけは避けたいものだと改めて感じる。
きっとアイドル本人たちもそれは望んでいない。
もうすぐケヤキフェスがやってくる。
道は違っても元は1つの大きな木だった、日向坂と櫻坂。
日向坂ファンと櫻坂ファンがともに笑顔で称え合うことのできるライブになることを切に願うばかりだ。
ーサクラノー
6月が始まる
ブログは今まで色々書いてきた。
飽きっぽい性格の私としては未だに続いているものはほぼ無い。ほとんどが放置してアカウント名を忘れたり、パスワードがわからずリセットしたり。そんなネット民である。
そんな私が今なぜブログを始めるのか?
それは好きなものを好きと言いたいからだ。
ここ数年私はアイドルグループ「櫻坂46」を追いかけてきた。正確には「欅坂46」と言ったほうがいいだろう。
2020年10月のラストライブを持って活動を終え、改名したアイドルグループ。それが「櫻坂46」である。
そんなアイドルを私は大好きになった。
きっかけは2016年の紅白歌合戦で披露された「欅坂46」デビュー曲「サイレントマジョリティー」。
その洗練されたパフォーマンスとアイドルとは思えないメッセージの強い歌詞。そのある種異質な存在である彼女たちに心を奪われたのである。
それからCDを買い、DVDを買い、グッズを買い、ライブにも行った。
それまでアイドル文化を少し馬鹿にしていた自分がその経験の末アイドルというエンタメの魅力にどっぷりハマったことは言うまでもない。
しかしそんな中でアイドルを取り巻く辛く暗い闇も感じるようになったのも事実。
噂の独り歩きや他アイドルファンからの誹謗中傷、今日の味方が明日には敵意むき出しで襲って来ている。
そんな中でファンとして応援することが、大事なのだと思い、
SNSでの発言を続けてきたように感じる。
しかしここ1ヶ月「櫻坂46」に対するSNSでの発言を見るたびに稚拙でくだらないものしか感じなくなってしまった。
純粋なアイドルファンではなく、何か違う扱いをしているように感じてしまったのである。
そこで2021年6月スタートである本日、私は私の思う「櫻坂46」の応援スタイルを新たに模索することを決めた。それがブログである。
SNS(主にtwitter)での発言は多くの人に見られる分アンチも増える。結果発言の文章が曇る。
ブログがそうならない保証は無いが、自己満足を考えればこちらの方がまだ可能性があるように感じる。
前置きが長くなってしまったが、このブログは櫻坂46を好きになるきっかけを作るブログにしていくため、テレビ、ラジオの出演の感想や楽曲の感想・考察。イベントや出版物、メンバーブログ記事やその他あらゆるコンテンツについても幅広く語ろうと思う。
文字を書くことは嫌いではないが、上手いかどうかは別問題。温かい目で覗いてもらいたい。
小さな細胞がうごめく姿を愛でるmicroscopeのように。
ーサクラノー